ポリカプラダン(ポリダン)によるカスミガラスの断熱化
ポリカプラダンを使ってカスミガラスを断熱化しました。
透明ガラスをペアガラス化したときは透明アクリル板を使用しましたが、カスミガラスはもともと外の景色は見えないので、ポリカプラダンを使用しました。
ポリカプラダンとはポリカーボネートでできた段ボールというもので、軽くて丈夫、光もよく通します。
ただし完全な透明ではないので、透明ガラスには使いたくないです。
アクリル板より軽いので、両面テープで簡単に貼り付けすることができます。
ポリカプラダンの切断
カッティングマットの上でカッターを使って切断します。
カッターの刃は使用前に折って、常によく切れる状態にしておきます。
縦方向は簡単に切れます。
横方向は一度に切ろうとせず2~3回に分けて切断すると断面がきれいになります。
切断面は空気の流れで断熱性能が低下するおそれがあるので、PPテープでふさいでおきます。
接着にはDAISOの当面両面テープを使います。
カスミガラスの室内側は凸凹が大きいのですが、この両面テープは厚さが1mmもあるのでよくくっつきます。
引き違い窓
まずクレセント受けを外します。
ガラスの外周に透明両面テープを貼ります。
ポリカプラダンを貼ります。
この時両面テープはアクリル系の粘着材なので、一旦くっつくとずれを修正しようと思っても剥がれません。無理矢理剥がそうとするとプラダンが折れてしまいます。
したがって一発勝負のつもりで慎重に位置を確認しながら貼っていきます。
ここが一番神経を使うところです。
クレセント受けを取り付けます。
これで完成。
スイング窓
スイング窓は窓自体が外側に開くタイプの窓です。
これは簡単。
両面テープを外周に貼ってポリカプラダンを貼り付けるだけ。
ルーバー窓
ルーバー窓とは横長のガラスを縦に並べた窓で、一枚一枚の角度を変えることにより通気を調整する窓です。
きっちり締めたつもりでも密閉性は今ひとつです。
ルーバーに直接プラダンを貼り付けるのは無理。
そこで網戸の枠を利用します。
網戸の枠にL型のプラスチックを両面テープで貼り付けます。
それに両面テープでポリカプラダンを貼り付けます。
そもそもルーバー窓は断熱性が悪いので、ものすごく効果があります。
アクリル板でさらに2重窓に
以前ペアガラス化したときに使った1.5mm厚の透明アクリル板の端材を、さらに両面テープで貼り付けるとより完璧に断熱効果が得られます。
ただし小さい窓で日光が当たらない北側の窓でないとアクリル板の重みで徐々に剥がれてきます。
そのような場所はポリカプラダンのみ。
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