積水ハウスの室内ドアが下がって床を擦るときの対策
積水ハウスの室内ドアは長年経つと徐々に下がってきて、床を擦るようになるのです。
直し方は次の通り。
丁番には上下にカバーが取り付けられており、
上下に引っ張ると簡単に抜けます。
下のカバーを外すとネジが現れます。
このネジはドア枠側の丁番にあり、ネジの先でドア側の心棒を下から支える構造になっているのです。
だからこのネジを上に締めると、ドアが上がり床を擦らなくなります。
ここまではよく知られていることだと思います。
ところが!
長年経つとこのネジが摩耗して、ネジをいっぱいに締めても十分に上がらないので、床を擦ったままなのです。
解決策はこのネジの上にスペーサーを入れて、スペーサー分ドア側の心棒を上に持ち上げればいいのです。
ネジの直径は6mm。
そこで思いついたのがM3のナット。
これ、最大直径が6mmなのです。
ネジの上にM6のナットを載せて締めていけば、ナットの厚み分ドアが上に上がり床を擦らなくなります。
ところが!
1週間ほどするとまた床を擦るようになります。
どうやらドアを開け締めするたびにネジが緩んでドアが下がっているようです。
ナットだとドア側の心棒とベタッと接触しているので、摩擦が大きいのでした。
摩擦が少なくドアを開け示しても下がらないスペーサーはないものか。
ひらめいたのが鉄のボール。
色々探したらありました。
Amazomで販売されていた直径4.76mmのステンレスボール。
これは塗料を撹拌するためのものですが、これをスペーサーとして使うと中心の1点だけ接するので緩まないはず。
ネジの先にこのようにステンレスボールを載せて組み込みます。
結果、成功。
何日経ってもドアは下がらず、床を擦ることはなくなりました。
大成功!
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