エアバッグ警告灯点滅 スパイラルケーブル交換
ある日突然エアバッグ警告灯が点滅を始めました。
原因
異常であることはわかりますが、それ以上のことはわからないのでディーラーへ。
「スパイラルケーブルが断線しているようですね。」
スパイラルケーブルとは、ハンドルの回転軸の部分に付いている渦巻き状の配線です。
ホーンスイッチやエアバッグは、ハンドルに付いていてクルクル回るのでそのような配線が必要なのです。
修理代が約3万円。
修理は保留して、警告灯の点滅が気にならないように黒のビニールテープを貼ってごまかしていましたが、考えてみるとこれでは車検は通らないしエアバッグも作動しないだろうから修理することにしました。
部品調達
まずはヤフオクで部品を探します。
あったあった
3,000円で落札。
届いた品がこれ
ウインカーレバーなども付いていますが、必要なのは真ん中にあるスパイラルケーブルだけです。
修理
もちろん自分でします。
まずはバッテリーの端子を外します。
これをしておかないと、エアバッグが暴発する恐れがあります。
また、ステアリングを外そうとネジを緩めると、ちょっとしたはずみでホーンが鳴るので、外さないと作業は不可能です。
ステアリングカバーの左右の隠し蓋を外すと、奥にトルクスボルトが付いてるのでそれを外すと、エアバッグモジュールが取り外せます。
エアバッグのユニットには黄色のカプラーが付いているのでこれをはずし、エアバッグを分離します。
ステアリングは19mmのナットで固定されているので、これを緩めます。
完全に外してしまう前にステアリングを揺らしながら引っ張り外します。
この後ナットを完全に外してステアリングを抜きます。
ステアリングカバーは下側からネジで留められているので、これを外し上下に分離します。
真ん中に見える白い部分がスパイラルケーブルです。
ステアリングシャフト下部に付いているカプラを外したら、ウインカースイッチ類が付いている部品を取り外します。
スパイラルケーブルを中古品と交換します。
ステアリングは3.5回転するので、右左に完全に回るか確認して組み込みます。
これは写真を撮るのを忘れました。
元通り組み立てたら完了です。
ステアリングが元通りの角度になっていなかったら、再度外して修正しないといけないので、初めに印を付けておいた方がいいです。
エアバッグ警告灯のリセットは、多くの人がネットに掲載しているので参考にさせていただきました。
修理代は中古部品の3,000円だけなので、10分の1で済みました。
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