オルルド釣具 デジタル秤「ハカルドD」を買ってみた

エアコンの取付を自分で行おうと、トルクレンチを格安で手に入れました。

 

ところで、トルクレンチは使っているうちに狂いが生じるため、年に1回位の間隔で校正に出さないといけないらしい。

しかしその校正料が数千円もするため、新品を買ったほうが安いということになるのです。

 

当方は節約をモットーとしていて、そんな不合理なことは許されないので、自分でトルクを測定して校正もやってしまおうと考えたのでした。

まず必要なのは、力の測定に必要な秤(はかり)です。

色々探したあげく、Amazonで「オルルド釣具 デジタル秤「ハカルドD」」を買いました。

1,299円。これは安い。

 

この製品は釣り用で75kgまで量れ、1mのメジャーも内蔵されているというもの。

説明書を見ると、英語と中国語だけでさっぱりわからないので、google翻訳で翻訳しました。

以下その内容を載せておきます。

 

携帯型電子秤の使い方

説明

Aシリーズポータブル電子スケールは、美しい外観、ポケットに入るサイズ、高精度、信頼性の高い性能を備えた新世代の計量ツールです。 製品は、風袋機能、自動電源遮断機能、複数個の選択機能、ゼロトラッキング機能、およびゼロトラッキング機能で構成されています。温度測定。ご家族、ショップ、アウトドアに最適なギフトウェアです。

電源のオン/オフ

スケールを垂直位置に置き、「ON/OFF」キーを押します。

Tare/Zero

コンテナ付きのバルク商品の重量を量る場合は、コンテナを秤に乗せ、「風袋」キーを押してゼロにし、商品をコンテナに入れて商品の正味重量を測定します。

ウェイトロック

「LON」または「L_OF」が表示されるまで「TARE」キーを 2 秒間押します。「LON」は自動重量ロック機能がオンであることを意味します。「LOF」は重量ロック機能がオフであることを意味します

計量

体重計を乗せた後、荷物にぶら下がって重量を表示します。荷物が安定(揺れが止まる)すると、ロック機能がオンになっている場合、荷物の重量がロックされ、ブザーがロックヒント音を発し、ロックが表示されます。記号 (HOLD または B) この時点で、「ON/OFF」キーを押してロックを解除し、さらに商品を追加できます。計量するとき、商品の重量 (風袋を含む) は「最大重量 +90° (10kg: d=)」を超えることはできません。 5g: 45kg: d=10g)、体重超過の場合、体重超過のシンボル「O_Ld」が表示され、連続アラームヒントが発せられます。

単位換算

「UNIT」を軽く押して単位を選択します。kg、Lb、JIN、oz、温度に切り替わります。

電源を切る

計量状態(初期化状態では電源オフ不可)、非ロック状態の場合は「ON/OFF」キーを押して電源をオフ、ロック状態の場合は「ON/OFF」キーを押してロックを解除してから「ON/OFF」キーを押してください。電源を切る。 120 秒間操作がない場合、体重計は自動的に電源がオフになります。

バックライト機能

「UNIT」キーを2秒以上長押しして、バックライト(ON/OFF)を選択します。 バックライトOFFの状態では、電池寿命が2倍に長くなります。 バックライトONの状態で、キー操作や重量の変化がなければ、バックライトが点灯します。 15 秒後に自動的にオフになり、任意のキーを押すか重量を変更するとバックライトがオンになります。

注意

1. サイフテストのために電源を入れると、スケールは垂直位置になるはずです。

2. 計量するときは、固定リングを手で持つか、固定リングに追加のツールを追加します。プラスチックケースを持って計量しないでください。計量表示に過度の誤差が生じます。

3. 使用中に強い衝撃や振動を与えないでください。

4 スケールケースは ABS エンジニアプラスチックを採用しており、清掃には水またはクレンザーエッセンスを含ませた柔らかい布を使用してください。洗浄には腐食性液体(ベンゼン、ニトロ溶剤、苛性ソーダ液など)を使用しないでください。

5. 画面に記号 () が表示されたら、適時に電池を交換してください。体重計を長期間使用しない場合は、液漏れや回路の損傷を防ぐために電池を取り外してください。

6. 人為的以外の故障の場合は、体重計を当社または指定されたサービスポイントに返送してください。体重計を自由に分解しないでください。

 

少しおかしな日本語もありますが、ほぼ違和感なく読み取れます。

ちなみに重さの単位のLbはポンド、JINはジン(中国の単位)、ozはオンスです。

Nニュートンがないのが残念。

 

この手の秤はかつてはバネが内蔵されており、バネが伸びることによって針を動かし重量を示していました。
デジタル式になってもバネの伸びを電圧に変換して表示していたと思います。

どちらにしてもバネなので、例えば75kgを計測できるようなきついバネだと、数十gのような軽いものは全く正確に測れないのでした。

 

ところがこの製品、吊るすところを思い切り引っ張っても全く動きません
バネではないですね。

どうやら力センサーで計測しているようです。

 

試しに2kgまで量れるタニタのキッチンスケールを用い、容器に水を入れ200gの物体を作り、それをこの秤に吊るしてみたら、なんと0.20kgピッタリじゃありませんか。

これはすばらしい。

これだったら重いものも軽いものも正確に測定できそうです。

これを使ってトルク校正器を作るのだ。

 

追記

上記では、この秤の精度を評価するために200gの重さで試したのですが、もっと重いものでも確認したかったので、重さ150gの4リットルのペットボトルに3リットルの水を計量カップで測って入れ、トータル3.15kg(のはず)の物体を測ってみました。

すると表示は3.14kg

水の計量で多少の誤差もあるとはいえ、かなり正確であると言えるでしょう。

 

いよいよこの秤を使ってトルクレンチ校正器を作るのだ。

 

 

2024年3月5日

Posted by kazu-DIY