玉切り台を自作

超便利! 玉切り台を自作しました。

 

 

きっかけ

伐採した木をチェーンソーで玉切りするとき、しゃがんですると腰や膝に負担がかかります。
もうこの姿勢を続けるだけで体力が尽きてしまいます。

ある時知人がこんな玉切り台を紹介してくれました。

オー これはラクそう。

しかしこだわりをモットーとする私にはちょっともの足りません。
そもそもこの玉切り台では、丸太を上から切っていくと、最後に丸太自体の重さでチェーンソーの刃が挟まれて動かなくなるはず。

そこで独自の玉切り台を製作することにしました。

 

設計

我が家の薪ストーブと薪置き場の都合によると、薪の長さは40cm位がベスト。

そうすると初めからその長さに切るようにした方がいいに決まってます。

そこで次のように2本の脚の間にもう1箇所縦の仕切を設け、それぞれの間隔を40cmとします。

こうすると最大4本の40cmの丸太が一度に作れるはず。
しかも切ったらすべて下に落ちるはず。

図中で各区画の右端を切るようにしているのは、チェーンソーの刃がチェーンソー本体の右側に付いているからです。

収納に便利なように3箇所を直径10mmのステンレスボルトで留め、開閉できるようにします。

今回は厚さ30mmの木を使うので、ボルトの長さは「30mm×2+ダブルナット分15mm」を含めて80mmとしました。

いきなりですが、イメージしやすいように完成した写真を最初に挙げておきます。

せっかく作図したので正面図と側面図も載せておきます。

部品図は次の通り。

手元に厚さ30mm、幅88mmの木材があったので、それを使うことを前提に作図していますが、玉切り台として成り立てば多少木材の寸法は違ってもいいので、ツーバイフォーの木材でもいいと思います。

ただし後でわかったのですが、あまりにごつい木材を使うと重くて移動させるのが大変です。

これくらいがちょうどいいようです。

 

切断

図の通りに切断すればいいのですが、脚の地面に接するところは組立が終わってから切断してもいいです。
実際に組立が終わってからでないと玉切り台がどれ位開くがわからないからです。
切断には丸のこを使用しました。

穴は直径10mmです。

 

組立

3箇所の接合部が完全に一直線にならないと開閉がスムーズにできないので、組立にはちょっとコツが必要です。

まず両端の脚を上部横板に接合するのですが、横板の位置によって脚の開く角度が変わります。
したがって実際に脚をボルトでX型に組んでみて横板の位置を決め、鉛筆で印を付けます。

下部横板は中縦板の下の端に合わせます。

再びX脚を分解し、両端の2本の脚と2本の横板を接着剤とビスを使って接合します。
こととき部材が正確に直角になるよう、さしがねで確認しながら接合します。

話がややこしくなってきたので、次の写真を参考にしてください。

その後真ん中の縦の板を穴の位置が一直線になるよう確認(穴を覗いて)しながら、かつ横の板と直角になるよう接合します。

対になる縦の板をボルトで仮組みします。

その状態のまま横の板を接合します。
仮組みをせずに組立をしてしまうと、後で穴の位置が一致しない可能性があるからです。

これで形としてはできあがりなのですが、開閉をスムーズにするためワッシャを間に挟むので、一旦ボルトを抜きます。

そして再度間にワッシャを挟みボルトを挿入します。

言葉で説明するのは簡単ですが、この作業は3箇所同時に行わないといけないのでとても大変です。
ワッシャがすぐにずれてしまうからです。

後で気付いたのですが、ワッシャを片側の木に両面テープで固定して落ちないようにすれば良かったのです。
後の祭り。

ナットは緩まないようダブルナットとします。
2個のナットを互いに締め合うようにして固定します。

最近は緩み止めの付いたナットが市販されていますが、たぶんダブルナットの方が安いと思います。

 

使ってみて

玉切りがものすごく楽になりました。

ただし玉切り台の材料そのものが柔らかい材料なので、薪にする木材の方が硬いです。
したがってチェーンソーで玉切りするとき、勢い余って玉切り台まで切ってしまうことがあります。
そうならないよう切り終わりは注意しなければなりません。

まあ、また作り直せばいいのですが・・・