エアロのついたソリオのタイヤを前後ローテーションした
昔の車はスペアタイヤがついていたので、それを使えば何度かタイヤをつけたり外したりすればタイヤのローテーションはできたのですが、今の車はスペアタイヤはついていません。
スタッドレスタイヤを持っていれば、冬付け替えるときについでにローテーションしていたのですが、もうスキーに行くこともなくなったのでスタッドレスタイヤも無し。
先日ガソリンスタンドで聞いたら前後ローテーションがバランス取り込みで3,300円だと。
ま、そんなもんだろうけど節約をモットーとする私にとっては、こんなときこそ自力DIYに挑戦したくなるのです。
車のジャッキアップポイントは決められているので、その部分しかジャッキはかけられません。
ジャッキが2台あれば片側2輪ともジャッキアップできます。
我が家には油圧式のガレージジャッキ1台と車載ジャッキがあるので片側2輪を上げるのは可能ですが、車載のパンタグラフジャッキは操作が面倒だしやや不安定。
なんとかガレージジャッキ1台で片側2輪を持ち上げることはできないか。
数日考えていい方法を思いつきました。
この車の右側を2輪ともジャッキアップします。
使った道具はこれだけ。
自作したのは木製の馬と木製の台2個です。
ガレージジャッキはスズキ車用に改造しています。
改造の詳細はこちら。
まずジャッキアップ後すぐにタイヤを外せるようナットを少し緩めておきます。
エアロ付きのソリオの場合、前部のジャッキアップポイントには馬をかけるスペースはないので、後部に馬を使用します。
馬を後部のジャッキアップポイントの下に置き、
馬ごとジャッキアップします。
馬の下にできた空間に台を入れ
ジャッキダウンしてジャッキを引き抜きます。
後部のジャッキアップポイントの様子。
前部のジャッキアップポイントを直接ジャッキアップします。
前部のジャッキアップポイントの様子。
これで右側が2輪ともジャッキアップできました。
この状態で電動のインパクトドライバでナットを外し、
タイヤを入れ替えます。
2本同時に外せるのでいたって楽でした。
あとは逆の手順でジャッキダウンします。
右側が終わったら左側も同じ。
とても楽でした。
木材は手元にあるものを使ったので、かかった費用は0円。
久しぶりに充実した1日でした。
なお、馬や台の寸法は車の各部の構造・サイズ、ジャッキの大きさや可動範囲などを考慮し、慎重に決定する必要がありますが、今回製作した馬・台の寸法を載せておきます。
参考にしてください。
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