車に木陰の涼しさを
毎年やってくる夏。車の中は灼熱地獄。少しでも快適に過ごせるよう、工夫してみました。
きっかけ
日中車を日の当たる場所に駐車していると、車内は50℃位になります。
エアコンはフル稼働となり、目的地に到着する頃にやっと涼しくなります。
ほとんど車内を冷やすためにガソリンを使っているような感じです。
車内の温度を上げるのは、熱くなった天井からの熱、そして窓ガラスから差し込む日光です。
停車中窓にサンシェードを置くと、日光が当たらなくなったシートやハンドルはそんなに熱くはなりませんが、車内の温度は容赦なく上がっていきます。
とりあえず天井だけでもなんとかならないものかと、昨年の夏ちょっとした実験をしてみました。
昨年の取り組み
天井に日光が直接あたらないように、布で遮光してみました。
物干し竿2本に大きな布を縫い付け、それをルーフキャリアに取り付けてみました。
走行すると、歩く位のスピードになったとたん布が風をはらんで膨らみバタバタと暴れるのでした。
ま、大きな国旗を天井上部に取り付けているようなものです。
この写真はサンルーフから見た布の様子です。
苦労して作ったのに無残な結果になってしまいました
続いて布だと空気抵抗がありすぎてだめなので、よしずを取り付けてみました。
まず、2本の物干し竿をルーフキャリアに取り付け
それによしずを取り付けます。
これは成功。
風をはらんで暴れることはありません。
しかも炎天下でも車内の温度があまり上がらず、エアコンもよく効きます。
しかし弱点が・・・
あまりにもかっこ悪すぎる。
おそらく目撃した人はギョッとするでしょう。
次の年に向けて秋・冬と策を練っていたのでした。
今年こそ
我が家にあった2連はしご
もう使うこともないだろうから、これを利用することにしました。
2連をばらして
さらに真っ直ぐな棒の部分だけを使います。
よしずが3mなので、余裕をもたせて304cmの長さに切断し、ルーフキャリアにビニール皮膜線で固定します。
3×50×50のサイズのLアングルをねじで固定して枠を作ります。
この枠の内側によしずをビニール皮膜線で固定したら出来上がり。
幅は120cmですが、よしずの幅は180cmなので半分折り返してゴムロープで固定しておきます。
駐車中は折り返し部分をルーフから垂らして、窓のシェードとして使います。
これは効果てきめん。
炎天下でもエアコンはフル稼働とならずよく冷えます。
ぱっと見た目にも工事業者がルーフに何かを積んでいるような雰囲気なので、良しとしましょう。
一般道を走っている限り、エアコンに消費されるエネルギーが減った分燃費も良くなりました。
ただ空気抵抗がそうとうあると思われるので、高速走行は避けたほうが良さそうです。
この手の実験は、サンルーフがあると屋根の上の様子がよく分かるのでとてもいいです。
かかった費用は
・Lアングル ¥3,780
・よしず ¥5,000
・ネジ類 ¥500
合計1万円弱
ちょっと費用がかかりましたが、走行中も木陰の涼しさなので、6~9月の4ヶ月間は快適に過ごせるようになりました。
やってみようと思われる方は、事故が起きても当方では責任を取れませんので、あくまでも参考までに・・
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