ワゴンR ドライブレコーダー取り付け
格安中国製ドライブレコーダーと日本製ドライブレコーダー
格安中国製ドライブレコーダー
セレナで7年間使ってきた「ドライブマン」の日本製ドライブレコーダーが、液晶画面が映らなくなってきたりSDカードへの記録がうまくいかないことが頻発してきたりしたので、今回ワゴンRに取り付けるにあたって、格安の中国製ドライブレコーダーをAmazonで4,000円ほどで購入しました。
まず前後カメラがついてこの価格なのにびっくり。
正式に取り付ける前にガムテープで仮止めをして、試し撮りをしてみました。
今までの日本製と格安中国製とを比較してみます。
まず格安中国製。
対向車のライトが大きくにじみ、道路の状況がよくわかりません。
次に7年前購入した日本製。同じ場所です。
対向車のライトは中国製ほど散乱しておらず、対向車の存在がよくわかります。
格安中国製の説明では、WDRがついているので夜も鮮明で綺麗に撮れるとありますがとんでもない。
夜は対向車のヘッドライトが光り、対向車が通り過ぎないと道路状況がわかりません。
WDRについては中の回路を調べるわけにはいかないのでなんとも言えませんが、画像を見るかなり怪しいです。感度の設定を変えてもだめでした。
昼は逆光の場合空が明るすぎて信号がよく見えないことがあります。
画角に関しても、フロント170°とありますが、実測してみたらフロントはせいぜい100°、リアは約60°でした。しかもリアは中心軸が10°ほど左を向いていました。
またリアの映像は鏡像なので前を向いてルームミラーを見ているような画像です。
記録したリアの画像をパソコンで見るときは違和感があります。
国産のドライブレコーダーはみな正像のようです。
画面の解像度は条件の良いときでかろうじて対向車のナンバーが読み取れますが、夜は全くだめ。
リアは論外。
画像に関しては7年前の国産のほうがはるかにすぐれています。
ドライブレコーダーが初めての人には価格的に感激ものなのでしょうが、国産ドライブレコーダーを知っている人にはなんとも物足りない画像です。
もう一つの問題は「メニュー」です。
操作が複雑で説明書がなければとても操作できません。直感的に操作できないようなメニューなのです。
以前購入したボイスレコーダーなど、この手の中国製品は大体操作がややこしいです。
総じて「170度広角・スーパーナイトビジョン・WDR技術」とアピールポイントを並べ立てていますが実力が伴っていない典型的な格安中国製品です。
真面目にいい製品を作っている中国企業もたくさんあるのに、こういう製品を出すから信頼されないのです。
画角170°などと言わずに正直に100°だと言ったほうがよっぽど好感が持てるし、実際100°でも十分実用的なのに。
製品の性能はこんなもんですが、何かあったときの記録くらいにはなるだろうと、ちゃんと取り付けようと思っていた矢先、記録したファイルに音声が記録されたりされなかったり不安定な動作をしていることが発覚。
もう信用ならん。返品決定!
やはり国産にします。
Amazonは返品できるから助かります。
だからこんな製品でも流通が可能になっているとも言えますが・・・
ユピテルY-200R取り付け
AUTOBACSでユピテルY-200Rを21,780円で購入しました。
見るからに安心。
フロントカメラの位置を決めて取り付けます。
後でわかったのですが、この位置は衝突被害軽減ブレーキ用のカメラがじゃまになってしまいました。
仮止めしておくべきでした。
窓枠のゴムを引っ張って外すと、内装の中にコードを押し込むことができます。
床を通すには上下に配線をとおす必要があるので、内張りをたくさん外すことになり面倒なのです。
針金を先導させ、コードを引っ張って通します。
コードを断線させないよう慎重に。
車体とバックドアはゴムチューブの中を配線が通っています。
このゴムチューブを引っ張って外します。
コードを針金先導で通します。
ワゴンRのワイパーモーターはリアガラスの上部、この中にあります。
これを外します。
この空間に余ったコードを束ねて収納します。
ここ以外に収納スペースはありませんでした。
床下を通す場合はスペースはいくらでもありそうです。
配線ができたらカバーを元通り戻します。
フロントカメラの配線を内装内に押し込めたら完了です。
結果
さて肝心の画像ですが、優劣がわかりやすい夜間の画像を載せておきます。
なんと素晴らしい。
7年前の日本製からさらに進歩しています。
これだったら、2万円の国産製のほうが遥かにお得です。
これはケチってはいけない。
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