車のバッテリーを外すとき-端子から外す理由

 

先日YouTubeを見ていたら、理由もわからないのに車のバッテリーを取り外すときは-端子から取り外すという投稿に遭遇してしまいました。

確かに間違いではないものの、理由ぐらいは知らんといかんだろ。と思い記事にしてみました。

まずナビ等車の各機器に供給する電流は、下図のようにバッテリーの+端子から出て各機器に供給され、一旦車体を通って-端子に戻ってきます。

 

 

これにより各機器に行く往路の+側の配線だけですみ、復路の-側の配線は車体を使うので必要ありません

これを-アース車(マイナスアース車)といいます。

したがってボンネットを開けて見ると、次のように全面黒っぽくしていますが見える金属部分はすべて-ということになります。

 

ここでバッテリーの+端子の赤いカバーを開けると、

ここだけ+が出現します。

 

イメージは次のとおり。

この+と周りの-の金属部分が触れるとショートし半端ない火花が散ります。

もしバッテリーを外すとき、+から外そうとすると

+端子にかけたスパナが周りの金属に触れるとその途端ショートします。

 

ところが-端子から外す場合は+端子のカバーは閉じたままなので、-端子にかけたスパナがどこに触れてもショートすることはありません。

 

そしていったん-端子から-のコードを外してしまえば、周りの車体の金属部分は電気的に-でも+でもなくなるので、プラスにかけたスパナがどの部分に触れても(-端子以外)全く安全になります。

 

これが-端子から外す理由です。

逆にバッテリーを取り付けるときは、+から取り付けます。

このときはまだ-端子は取り付けられていないので、+端子に付けたスパナが周りの金属部分に触れてもショートしません。

最後に+端子のカバーを閉じてから-端子を取り付ければよいのです。

 

 

Posted by kazu-DIY