魚の骨抜きを自作
いつも使っている「骨抜き」ではうまく抜けないので、自作することにしました。
いつも使っている骨抜きは、百円ショップで買ったもので、ひょっとしたら毛抜きだったかもしれない。
これがなかなかうまく骨が抜けなくて、せっかく安い魚を買ってきても骨抜きで苦労するのです。
同じような型で1万円もするものもあるそうですが、そもそもこの形では骨をつかむ部分の支点からの距離が手の位置よりも遠いので、骨をつかむ力は指の力よりも弱くなるのです。
ペンチ型の骨抜き
支点から手の距離よりも支点から骨をつかむ位置までの距離が短い方が弱い力でつかめるので、ペンチ型の方が楽に抜けるはず。
ペンチでもいいのですが、普通のペンチは鉄(炭素工具鋼)でできているのですぐに錆びだらけになります。
百均のペンチはすべて鉄でした。
ネットで調べたらあるのですが高いねー
Amazonで売っているこの骨抜き、7,117円です~。
でもやはり評判はいいです。
安いのを探したらありました。
1,173円です。
しかしこれは先が細すぎるし、曲がっている。
できたらまっすぐ引っ張りたいので、曲がっているのは使いにくそう。
しかもバネの形状がちょっとね~。
引出しの中で邪魔になりそう。
でも、先は削って改良すれば何とかなりそうなので、候補の一つにして近くのホームセンターに行って探してみよう。
ホームセンター「タイム」に行って探してみたら、ありました。
これはバネが根元に付いていて邪魔にならないし、ステンレス製です。
価格も1,200円程。
製作
早速購入し、加工開始。
まずは先をディスクグラインダーで切り落とします。
切り落としたらこんな風になります。
サヨリの口を切り落としたような感じです。
次にベルトサンダーで好きな形に形成します。
こんな感じになりました。
使ってみて
ツバス(ブリの小さいやつ)が280円で売っていたので買ってきました。
半身だけど身だけで25cmあります。
中骨を抜いてみると。
おー簡単に抜ける。
こんなことなら早く作ればよかった。
できあがりはこんな感じです。
かかった費用は1,200円。
できた刺身は、3~4人前で280円!
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