固くなった芝生でも楽にエアレーションできる道具の製作
耕すことができない芝生では、表面から穴を開けて空気を土中に送ることにより、健康な芝生になります。
最初はホームセンターで売っているローンパンチという穴あけの道具を使用しましたが、数年経つと地面が固くなり、地面に入らなくなりました。
その後もいろいろな道具を使ってエアレーションを行ってきました。
右から順に穴がだんだん大きくなるので効果も大きいのですが、地面が固くなるとこれらも穴を開けるのが困難になります。
そこで近年は、「1年間の芝生の手入れ」で紹介したように、ターフカッターを振り下ろして地面に線状の穴を開ける方法を取っていました。
効果は素晴らしいのですが、柄の構造上振り下ろすのが難しい上、抜くときに芝を傷つけることがあったのです。
そこで今回、楽に振り下ろすことができ、抜くときにも傷がつかない道具を考案し製作しました。
友人からこのような柄をもらいました。
厚さ2.3mmの鉄板をホームセンターで購入しました。
これをマジックで
ディスクグラインダーで切り出します。
柄の黒線で書いた部分に刃を取り付けます。
丸鋸で刃を付ける部分に切り込みを入れます。
Lアングルを切り出し
ディスクグラインダーで削って、次のような部品を作ります。
使う部品は次の通り。
鉄板はディスクグラインダーで削って刃を付けています。
ネジはステンレスのM6×35mm。
部品は次のように配置し
こうすると刃に強い力がかかっても、Lアングルの部分で力を柄に伝えるので、柄が割れるのを防いでいます。
先は割れ防止の為ステンレス針金を巻きましたが、この部分はなくても良さそうです。
早速固くなった芝生面に振り下ろしてみました。
バッチリですね。
抜くときも芝生に傷が付きません。
また、柄の断面形状が楕円なので、振り下ろす方向が分かりやすいです。
エアレーションが格段に楽になりました。
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