夏のムッとする室内を素早く換気する方法～給排気扇

夏の夕方、外出から帰ってきたときの室内ときたらとんでもない気温です。

 

よく換気をするのに扇風機を外に向かって回すとよい、などともっともらしいことを言っているのを耳にするが、あれは超無責任。

換気の基本は、まず部屋の対角の２つの窓を開けること。

 

更に能率よく換気するため給排気扇を使用する。

 

まず下の図の場合、風が左から右に吹いているときは、ファンは右方向に風を送ってやると能率よく換気できる。

この方向のときはファンは吸気扇でないとダメなのだ。

 

次に反対方向の風が吹いている時、つまり右から左へ風が吹いているときはファンも左方向へ風を送らないといけない。

つまり排気扇だ。

ということで外の風の向きによって吸気と排気を切り替えるのがベスト。

 

しばし考えて思いつきました。

 

山善のYMY-D30という扇風機、左右に２箇所ネジでスタンドに取り付けられていて、上下に風向きを変えられるようになっている。

これを正面から見て90°回転させると、左右方向に回転することができるはず。

これを利用して給気と排気を入れ替えることにした。

アルミの板を次のように加工する。

取り付ける窓に百均の突っ張り棒を設置する。

扇風機の上部はこのように

下部はU字フックを使用して取り付ける。

取り付けたところ。

これは吸気扇としての状態。

 

くるっと180°ひっくり返すとたちまち排気扇の状態に。

 

我が家は中国地方南部なので大体昼間は南の風、夜は北の風だ。

 

この給排気扇を３箇所取り付けているが、外出から帰ったら外の風向きを確認して風向きと同じになるよう回す。

すると能率よく換気ができます。

 

寝室の北に取り付けている換気扇は、夜は北風に吸気扇の風がプラスされてとても気持ちがいい。

外の風がない日も吸気扇を回せば外気が入ってきてとてもいい。

 

これオススメです。