ヤフオクで早期終了の依頼が来た時の対応
先日車の部品を出品していて、最初は落札されずに自動的に再出品になり、もう落札されないかなと思っていたら、ある人から「落札するつもりだったが忘れていた。ついてはこの商品が至急欲しいので、入札したら早期終了をしてもらえるだろうか。」という内容の質問が来た。
ヤフオクの規定では、質問欄での直接取り引きは禁止されているので、「はいどうぞ」というのも明らかにルール違反の用に思える。
さりとて相手の気持もわかるし、こちらとしてもいらないものを出品しているのだから落札して欲しい。
しかもこの商品をウォッチリストに登録しているのは1人。つまり質問をしてきた人。
他に欲しい人はいなそうなので、誰にも迷惑はかからない。
はやる気持ちをぐっと抑えしばし考えた。
そして次のように質問欄で答えた。
「ご質問ありがとうございます。一応ヤフオクの規定では質問欄からの直接取り引きは禁止ということですので明言は避けますが、この出品では早期終了ありの設定にしていますし、できるだけ落札者様のご便宜をお図りしたいという気持ちがございますので、そのことをお含みの上入札をよろしくお願いします。」
違反は知っているがどうぞとも取れるし、なんとも曖昧な返事ではあるが伝わるでしょう。
案の定しばらくしてその方から入札があったので、すぐにオークションを終了した。
そして商品はその落札者の元へ。
もちろん早期終了の依頼者以外の人が、どさくさに紛れて入札してきたらそちらの方に落札されてしまうのだが、それはそれでしょうがない。
もしウォッチしている人が多かったら、他の人に迷惑がかかるので早期終了は拒否すべきだと思う。
メルカリでは「○○者様専用」という購入者を限定する独特のやり方があるが、別にメルカリ事務局がそういう方法をルールとして取り入れているわけではない。勝手にメルカリ利用者の間で発生した文化のようであるが、あれはあれで自由な競争を阻んでいるようであまり好感がもてない。
もっとも最近は「専用」をあまり見なくなったし、必ずと行っていいほどの値下げ要求もあまり見なくなった。
みなさんやはりそういうの鬱陶しいのでしょう。