マキタ丸鋸を使って丸鋸盤を製作
丸鋸もリチウムイオン電池の普及に伴ってバッテリー式になってしまい、昔から使っていたコード式の丸鋸はすっかり使わなくなってしまいました。
売り飛ばすにしても大した金額では売れないので放置状態でした。
丸鋸というのは危険な工具なので、ある程度大きな材料でないと取り扱いが難しく、小さな部品の加工には向いていません。
小さい部品加工にはやはり丸鋸盤が欲しい。
3万円以上出せば実用になりそうな丸鋸盤も販売されているのですが、場所も取るので躊躇していました。
こういう状況でふと思いついたのが、放置状態の丸鋸を使って丸鋸盤を製作しよう!ということです。
正確な加工をするには、マイターゲージと縦引き定規は必要です。
まずマイターゲージを作るため、断面サイズ30mm×12.8mm規格の標準マイタートラックと
9.5mm×19mm規格のTスロットトラック
をAmazonで購入します。
この2つがピッタリはまります。
2点で計約2,300円です。
あとは手持ちの材料を使用しました。
まずマイターゲージを作るため、トリマーに取り付けるジグを作ります。
トリマーで合板を加工します。
メモリ板の出来上がり。
出来上がったマイターゲージです。
テーブルは合板2枚重ねとし、上の合板にマイタートラックをはさみ入れます。
テーブルの下に脚を取り付けていきます。
ここでは手持ちのポプラLVLを使用しています。
丸鋸を取り付けます。
品番はマキタ5832BA。
同じくポプラLVL材を用い、丸鋸の位置決めと押さえ付けをしています。
全体像。
縦引き定規は、手持ちの25mmの角アルミパイプを利用して作りました。
目盛テープを張り、作業がしやすいようにしました。
目盛テープの厚みが0.3mmほどあって切断作業のとき引っかかるので、透明シートを貼り付けて段差がないようにしました。
ON・OFFは丸鋸のスイッチではやりにくいので、テーブルタップのスイッチで行います。
こうすると電気ブレーキは効かなくなりますがしかたがありません。
使わないときはベルトサンダーの下に置いておくのでじゃまになりません。
使うときは作業台において使うので楽に作業ができます。
かかった費用はマイタートラックとTスロットトラック、そして目盛りテープ300円、透明シート(ダイソー)110円、合計2,700円ほどでした。
久しぶりに良いものを作りました。
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