縦型葡萄棚の防雨化 ~病気対策~
昨年紹介したシャインマスカットの縦型葡萄棚。
たくさん実がなるようになったものの、昨年からぶどうの実が黒くなるものが目立つようになり気になっていました。
そして今年は実が黒くなるだけでなく、枝や葉まで茶色に変色するのでした。
これは初期の状態。
シャインマスカットの下に追加で植えた紫苑(しえん)も、新しく出た芽が同じ症状になりさっぱり成長しません。
調べると黒痘病でした。
黒痘病は病原菌が雨水を伝わって伝染するそうです。
どうやらそんなことは常識のようですが、私は知らなかったのでした。
雨が降ったら病気が蔓延するので、とりあえず病気にかかった部分を切り取り処分すると、なんと残った実は1/3位になってしまいました。
このまま放っておくと全滅しかねないので、仕方なく雨よけを作ることにしました。
農家がビニールの屋根をつける理由がやっとわかりました。
まずホームセンターでトンネル用の支柱を買います。
これを半分に切って、百均のストレートの支柱を組み合わせて、ガレージの鉄骨に組み付けました。
ガレージとの接合は直径19.1mmの農業用パイプを使いました。
園芸用支柱の接続は専用のクランプを使います。
これは針金などを使うと絶対緩みます。
クランプだとバネになっていて常に力がかかるので緩みません。
最後にビニールを掛けます。
ビニールは近くのホームセンターで購入しました。
ビニールはパッカーという部品で支柱に止めます。
これで病気はピタッと止まりました。
今年は病気にやられて収穫量が激減してしまったけど、雨よけをしたので冬に殺菌剤を散布すると来年はきっと豊作になるでしょう。
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