すぐ沈むバスポンプ
これは洗濯機のバスポンプ。
洗濯に風呂の残り湯を使用するのですが、バスポンプを浴槽に投入してもすぐに沈まずプカプカ浮かびます。
ポンプを何回か揺すったらやっと沈みます。
理由はポンプの中の空気が浮きの役割を果たすからです。
だから給水を開始したら中の空気が抜け、しっかり沈みます。
しかし毎回揺するのはプチストレス。
そこで何もしなくてもすぐに沈むようにしました。
方法はオモリを内蔵すること。
洗濯機のバスポンプの先のフィルターが内蔵されている蓋を外すと、こんなふうになっています。
この部分にオモリを内蔵します。
釣具屋に行くとスパイク天秤というものが売られています。
これは投釣りのとき、遠くへ飛ばすと同時に、餌の付いた仕掛けが潮に流されないようにするためのオモリです。
大きさによって何種類かあるので、バスポンプの大きさを測っておいて買いに行きます。
材質は鉛。
これが都合がいいのは、真ん中に穴が空いていること。
ポンプに内蔵すると、この穴を通って水が流れるのです。
針金の部分は切り取ります。
突起が邪魔になる場合はディスクグラインダーで削って形を整えます。
フィルターとともに蓋を閉じれば出来上がり。
浴槽に投入すると何もしなくてもすぐに底まで沈みます。
次に雨水タンクに風呂の残り湯を送るバスポンプ。
これも同じように蓋を開けオモリを内蔵するだけ。
まずおもりを入れ
フィルターをセットします。
こちらもすぐに沈みます。
なお鉛は有害物質だが飲水にするわけではないので大丈夫。
どうしても気になる人は、銅線をぐるぐる巻いてコイル状にしたら多少オモリの役割を果たすかも知れない。
筆者はしたことはありませんが、鉛の次に比重が大きくて高価でなくて錆びにくい金属となれば銅くらいしかありません。
ちなみに銅は錆びたら緑青が発生して危険だと思っている人は、かなりの時代遅れ。
緑青は無害です。
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