TERZOのフットをinnoのホルダーを使って固定し、ソリオのルーフキャリアの前後間隔を広げた
近年の夏場の猛暑は激しいので、以前から「車に木陰の涼しさを」という記事を書いたのですが、効果がイマイチなのです。
理由は日光を遮る部分の面積が小さいからなのですが、ルーフキャリアのバーの前後間隔が狭くて、大きな遮光物を乗せるのが怖いのです。
ルーフキャリアはTERZO(テルッツォ)のソリオ用を使っているのですが、取り付けると前後間隔が60cmしかありません。
取り付け位置は前後ともスライドドアの上部なのですが、前だけでもフロントドアの上部になれば前後間隔がもっと広がるのにと常々思っていたのでした。
今回色々調べていたらinno(イノー)のルーフキャリアのソリオ用は、前部がフロントドアの上部に取り付けるようになっているのを発見しました。
ルーフキャリアの構造は次のようになっており、キャリアのバーを取り付けたフットをホルダーという部品で車体に取り付けます。
ネジを締め込むとホルダーが斜め上方に締付けられ、ルーフと窓枠にしっかりと固定されます。
これらの部品はメーカーごとに規格が違うので、フロントドアに取り付けるためには、すべての部品をinnoにしなければなりません。
しかしこれでは費用がかなりかかるし、今までのTERZOの部品が全く無駄になるので、なんとかいい方法がないかとあれこれ考えた結果思いついたのが、フロントだけTERZOのフットをinnoのホルダーを使って取り付けるというもの。
メーカーにははなはだ迷惑な話ですが、自己責任でinnoのソリオ用のホルダーを購入しました。
価格は3,400円。
さて購入したホルダーの比較です。
以下左がTERZO、右がinno(リア用)。
長さがかなり違います。
innoの方が短いです。
これだけ違うと通常TERZOのフットをinnoのホルダーで取り付けることはできません。
次の写真はスライドドアの位置にTERZOのフットを置いたところへ、innoのベース(リア用)をあてがったものですが、寸法が違うのでネジの位置が全く合いません。
救いはどちらも取り付けるネジのサイズが8mmと同じだったことです。
ホルダーを上から見たところ。
微妙に違う。
TERZOのロックベースをかぶせたところ。
ロックベースをかぶせて上から見たところ。
右のinnoの方はホルダーとTERZOのロックベースとの間に隙間ができ、ロックベースでホルダーをきちんと押さえられないことが判明。
これはM8用のワッシャーを2枚重ねで挟むことにより
さて後ろ側のスライドドア部は今まで通りTERZOを使うとして、前側のフロントドア上部にTERZOのフットが取り付けられるか。
左がリア用TERZO、右がフロント用innoホルダー付きTERZOフット。
結論
付きました。
innoの方がホルダーの長さが短いので、元々innoが想定していたソリオの位置よりさらに前方で取り付けるようになります。
前方に行くほどルーフとドア枠との距離が短くなるからです。
もちろんキーケースもつけることができます。
結局前後の距離が118cmと、もとの倍くらいになりました。
これだったら長尺物を載せても安定するはずです。
大成功!!
これで来年の夏は大きな遮光物を載せて日光を遮るのだ。
「車に木陰の涼しさを4」が楽しみです。
以上あくまでも個人の実践例です。
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