ランニングアプリadidas Running(旧Runtastic)の高度表示がまともになった!
高度表示の仕組み
GPSなどの衛星による
毎日近くの低山を歩いているのですが、役に立つのがadidas Runningというアプリ。
これ、時間・距離・消費カロリー・消費水分量などを表示してくれるのですが、それだけでなく高度や高低差なども表示してくれるのです。
別の山を登ったときでも高度を表示してくれるので、とても頼りになるのです。
ところが衛星によりじかに測位する高度は、地球の楕円体表面からの高度でこれを楕円体高といい、標高とは違うのです。
標高は平均海面を仮想的に陸地へ延長した面で、これをジオイドといいます。
また、ジオイドの地球楕円体表面からの距離(高さ)をジオイド高といいます。
標高=楕円体高-ジオイド高
となります。
我が家のあたりではジオイド高が約36mなので、本当の標高が10mのところでは46mと表示されるはずです。
実際いつも50m位を表示していました。
ある意味正確。
でもこんなに実際とズレていると気分良くないんですね。
しかも測位のデータがしょっちゅう変化するせいか、高度上昇・下降の値が実際よりかなり大きく表示されるのです。
困ったもんです。
ところが後で述べるのですが、以前使っていたSHARPのAQUOS sense lite SH-M05は正確に標高を示していたので、なおさら気になっていたのです。
ちなみに現在使っているのは、Motorola のmoto g52j 5G。
地図データによる標高表示
アプリによってはまず衛星で二次平面的に測位して位置を特定し、その位置情報から国土地理院の高度データを使って標高を表示するものもあります。
「標高ワカール」なんているアプリはそのタイプです。
その場所にいなくても、地図上の任意の場所の標高がわかります。
標高表示がまともになった!
本日10月1日、いつものように山歩きをしているとき、なにげにadidas Runnningを見ると、アレレ標高が実際と同じになっているじゃないですか。
なんの前触れもなく突然。
過去の記録を見返してみると、9月25日月曜日までは今までと同じでたらめな高度表示。
9月27日水曜日からまともな高度表示に変わってます。
しかも高度上昇・下降も極めて正確になっています。
ちなみに全く同じコースです。
これはうれしい!
このままでいて欲しい。
なぜ正常になったのか?
わかりませんが、きっとアプリのアップデートが行われたのでしょう。
スマートフォンの機種による違い
AQUOS sense lite SH-M05
これは正確に標高を表示していました。
衛星で測位した数値を表示していたので、ジオイド高を補正していたのだと思います。
いかんせん機種が古すぎ動作が重くなって買い替えました。
Google Pixel 6a
これはジオイド高は考慮していないので高度はむちゃくちゃ、変動も激しい。
そもそも衛星の測位に時間がかかり正確ではありません。
その他にも挙動の不審な点があり、すぐに買い換えようと思いました。
Motorola のmoto g52j 5G
現在使っているのがこれ。
衛星の測位はPixel 6aよりかなり速いです。
しかし先日まではジオイド高が考慮されていない高度を表示していました。
ただし磁気センサーが内蔵されているので、Yahooカーナビを使っていてカーブを曲がるときでもスムーズに画面が回転します。
トンネルの中も普通に進行していきます。
画面が6.8インチと7インチのカーナビとほとんど同じ大きさなので、普通のカーナビなどいりません。
Yahooカーナビのほうが地図が見やすいし、検索ははるかにやりやすいし、地図の更新も勝手にやってくれます。
さらに今回高度表示がまともになったので不満はありませんね。
以上個人の感想でした。
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